議会基本条例の改正案の提出に向けて

2021-01-25

 本日は議会基本条例の改正に関する特別委員会が開催され、議会基本条例の改正に向けた検討及び審査をいたしました。
 パブリックコメントに対する市議会の考え方を協議し、条例や逐条解説を修正する点もあり、市民の皆様の声と市議会の考えが合わさった条例改正案になりました。(パブリックコメントについきましては、後日ホームページに掲載予定です)

 当条例は平成27年1月に施行し、5年が経過しました。「議会は必要に応じて、条例の目的が達成されているかどうか検証し、その結果に基づいて所要の措置を講ずるもの」と規定していることから、令和元年11月20日以降、協議会を立ち上げ評価検証を行い、その後結果において検討を要するとされた項目を中心に令和2年6月定例会において特別委員会を設置し、本日まで協議してまいりました。

 改正案の主なポイントは4点あります。
  ①原則公開とする会議について「議会全員協議会」を追加
  ②請願又は陳情の提出者が行う趣旨説明について、委員会の休憩中ではなく
   開催時間内に実施
  ③議員研修会について原則公開とする
  ④議会の災害対策及び災害復旧活動に係る内容、実行するための「鎌倉市議
   会業務継続計画(議会BCP)」を規定


 今後は令和3年2月定例会において、審査結果の最終報告と条例改正議案を本会議で提出し、採決を行います。
 また、「議会基本条例の改正について」を2月1日発行の議会だより1面に掲載予定です。

 私自身、特別委員会の委員として、一つひとつ条文について各委員と共に意見を出し合いました。条例を修正するかしないかなど、時には異なる考えが出てくる中で、活発な意見交換ができたと思います。行政が提出する議案の審査とはまた違う感じがしましたし、委員会の場で各委員同士が意見を出し討議する中でお互いが納得しながら創り上げた条例改正案になりました。