腰越さる公園でボール遊びの工夫

2020-08-08

 私は子どもの頃、公園で遊ぶことも多く、ボール遊びをする時もありましたが、最近は子どもたちがボール遊びをする場所が少ないと感じております。実際、公園等で安全に遊べないかとのお話を聴くこともあります。公園自体の大きさにもよりますが、禁止しているところもあり難しいところもあります。
 しかし、危ないからや周りに迷惑をかけてしまう可能性があるからということで「ボール遊びを禁止」としてしまうのは、子どもたちの遊び場をなくしてしまうことに繋がります。これは、少しでも危険な遊具はすべて撤去してしまうことと同じで、「使い方を守ること」や「注意して遊ぶこと」、そしてもちろん「近隣の住民のご理解」が必要ですが、できる限り子どもが外で遊ぶ環境を残していくべきと考えております。

 現在、腰越さる公園では、ボールで遊ぶときはネットをつけ、近隣の家にボールが落ちないような対応をしております。要望としては、フェンスをもっと高くすることではありますが、現状難しいとの市から回答があり、それならば、入口にネットを設置することで、落下を防ぐことはできないかという試みをしています。

 入口ですので常に閉めておく訳にもできませんので、遊ぶときには自分たちでネットを設置して、遊び終わったら外すことが必要ですが、少しでもリスクを抑え、そして、ボール遊びを禁止するのではなく、落ちないような工夫をしていくことなりました。
 近隣の住民の方々にご理解ご協力を得ながら、子どもたちが遊びをなくさない環境づくりをこれからも取り組んでまいります。