漁業者が回収した海洋ごみについて

2020-12-03

 先日の一般質問でもお聞きしましたが、腰越漁業協同組合の漁業者の方々が、海洋ごみを課題と捉え、自分たちが漁をする時に網にかかったごみを回収する取り組みを昨年から行っていただいております。

 取り組み当初に漁師の方からご相談を受け、昨年6月定例会の一般質問の際に、海のごみは街の清掃ごみと同様に考え、回収(清掃)してきたごみを漁業者の負担で処理することにならないように、国の補助金を活用するなどして、連携して処理をするよう要望いたしました。

 その後、近隣の自治体で海中ごみの回収を行っている事例はない状況でしたが、昨年11月から鎌倉市が名越クリーンセンターに搬入する形でスタートをしていただくことになりました。

 腰越漁港内に海中ごみ専用のボックスを設置して、海中ごみのみを入れて、溜まってきたら市が回収して処理をする。無理をしての回収をお願いするわけではありませんが、腰越漁業協同組合の方々と鎌倉市が連携した海洋ごみの回収がさらに広がり、近隣にも広がっていくことを望みます。

◆名越クリーンセンターへの搬入状況
 ・令和元年11月29日:110kg
 ・令和2年1月6日:30kg
 ・令和2年6月9日:50kg