危険ブロック塀について
2022-06-21
鎌倉市では、第 3 次鎌倉市総合計画第 4 期基本計画の最終年度である令和7年度末までに、「市内の通学路における危険ブロック塀等の改善率」を73%と掲げています。
これまで、倒壊による被害を防止するため、危険なブロック塀等の除却工事を行う場合、及び除却後に軽量なフェンス等を設置する場合には、補助金を交付しており、改善に向けて取り組みを強化しています。先日の6月定例会における一般質問では、現状と今後の改善に向けた取り組みについて議論をさせていただきました。
通学路における危険ブロック塀の改善率は、令和3年3月時点において60.5%となっており、所有者に対しては危険な状態であることや、助成制度の説明を丁寧に行っているとのことです。
私からは、所有者へ無理に改善を求めることはできず難しいところではありますが、通学路沿いで子どもたちが日々歩いているため、危険なブロック塀の近くは歩かないように気づかせる工夫や、通学路については10分の9の補助金が交付されるので、引き続き粘り強く働きがけを行うようにお願いいたしました。
いつ起きる分からない自然災害を人の力では発生を防ぐことはできませんが、減災は取り組めばできることもあります。これからも通学路の安全安心の確保を図ってまいります。
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