【最終報告】市民環境常任委員会で確認
2023-03-01
昨年の6月定例会後から、今年度の市民環境常任委員会の所管事務調査事項として調査を行ってきました「社会情勢の変化に対応する観光商工振興策について」の最終報告の内容をまとめました。
昨年の12月定例会においては、商工業の振興に関して中間報告を行い、以下の当委員会の考え方を示しました。
1.市内事業者へ寄り添った支援体制の速やかな構築
(1)市内事業者の新たな販路の開発に係る支援について
インターネット買い物サイト(ネット版鎌倉商店街)等
(2)アドバイザー(参与)の招へいについて
市内事業者を対象としてシンポジウム・勉強会の開催
2.商工業振興計画への意見について
(1)創業支援について
(商店街元気アップ事業等)
・創業における部門をより幅広く設けるなど、伴奏型支援の対象の拡大
(2)商店街の活性化について
(空き店舗活用事業)
・ローラー聞き取り調査などによる実態把握
・より活性化を促すために支援を集中されるべき地域などのゾーニングを行う
・各店舗の業態転換や新規事業の立ち上げに要する費用の助成等支援内容の拡充
(3)ものづくりの伝承について
(伝統工芸品等)
・海外の展示会等やアンテナショップに積極的に出店する企業については、出店に要する費用の助成
最終報告では、観光の現状を改めて捉え直した上で、目指すべき方向性を再構築すべきであり、投資が不可欠であるとの考えから今後進むべき観光振興策について、考えをまとめて示します。最終報告は3月3日の本会議において、児玉委員長が報告される予定です。
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