戸別収集のあり方について方針(素案)の説明会
本会議終了後に腰越学習センターで行われた「鎌倉市における戸別収集のあり方について」方針(素案)のパブリックコメント説明会へ行きました。
素案と説明資料が配布され、資料に沿って職員の方から説明がありました。
●「鎌倉市における戸別収集のあり方について」方針(素案)
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gomi/documents/kobetsusyuusyuuhoushinnsoann.pdf
●方針(素案)説明資料
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/gomi/documents/houshinnsoannshiryou.pdf
説明終了後に質疑応答の時間がとられました。以下にメモできた範囲での内容を記載します。
Q1:実施スケジュールについて
A1:現在は賛成・反対の意見を聴いている段階ではあるが、スムーズにいけば令和7年4月から1万世帯でスタート。令和8年4月に全市実施。
Q2:鎌倉市は車が入りにくい場所もあるが取りに来てくれるのか、どの様にやるのか例を出してほしい。
A2:葉山町では小さいカートを引っ張りながら収集している。鎌倉市もモデル地区実施の際に検証し、スタート直後は大変であったが3週間ほどで慣れてくる。収集の回り方については検討していく。
Q3:平成25年5月から検討してきた中で、今になって出てきた。当時できなかった課題があったはずでは。
A3:「費用に対する削減効果」と「更なる市民理解」が必要と考え見送りをした(有料化のみ実施)。
Q4:個人負担(有料袋)はどのくらいになるのか。
A4:指定収集袋の値段が上がることはない。
Q5:高齢者や子育て世帯は理解できるが、「多様なライフスタイル」とは抽象的であり、どういった人達のことか。
A5:共働き世帯やリモートワーク、夜間仕事で朝帰ってくる方々などを含めている。
Q6:スタート時の1万世帯の決め方は。
A6:高齢者や子育て世帯の居住割合・モデル事業実施など円滑な導入が期待できるエリア・施設までの運搬距離が短いなど制度導入当初に市職員が即座に対応できる環境・収集日や収集量の偏りを是正し平準化に寄与するエリア
Q7:藤沢市はすべて戸別収集なのか
A7:可燃ごみ、不燃ごみ、缶やビンなども戸別収集しているが、段ボールや紙や布類は資源集積所に出す。品目を徐々に拡大していて、鎌倉市もまずは燃やすごみではあるが将来的には全品目を目指している。
Q8:戸別収集によって減量が行われるのか心配である。
A8:鎌倉市の燃やすごみには重量ベースで25%資源ごみが混入している。戸別収集のみを実施している平塚市と葉山町では約17%減量しており、鎌倉市においては10%の減量効果を計算している。
Q9:コストを試算する中で、収集日を減らすなどは考えているのか。
A9:燃やすごみの収集回数(週2回)を減らすことは考えていない。
説明と質疑応答の時間を合わせて、1時間ほどでしたが、20名弱の方々が出席されていました。
説明もそうでしたが、各質問に対しても、とても丁寧に回答されていたのが印象的でした。