令和2年4月臨時会を開会
本日から30日まで臨時議会が開かれます。主な議案は新型コロナウイルス感染症に対する対策や補正予算の審査です。
令和2年(2020年)鎌倉市議会4月臨時会議案集(その1)(PDF:692KB)
所属している観光厚生常任委員会では、「議案第4号 国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第5号 介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」「議案第7号 国民健康保険事業特別会計補正予算」を審査いたしました結果、3議案とも全会一致をもって原案を可決しました。
・議案第4号
国民健康保険の被保険者であって給与等の支払いを受けている者に対し、新型コロナウイルス感染症に感染するなどした場合の傷病手当金の支給を実施するための条例改正。
・議案第5号
所得状況により16段階に分けている本市介護保険料のうち第1段階から第3段階(非課税世帯)の介護保険料を軽減するための必要な規定の整備。
・議案第7号
新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対し、傷病手当金を支給するための経費を追加(歳入は県支出金)
また、新型コロナウイルス感染防止の外出自粛等により売上が減少し、事業運営に支障が生じている市内の中小企業者に対し、家賃相当額を補助することで事業継続を支援する「中小企業家賃支援補助金」についての審査をしました。
審査の際に売上率の減少率が40%未満の事業者に対しての補助金を増やせないかや、スピード感を持って実施してもらいたい旨の話などがありました。
私としては素早く対応していただき、1年未満の企業者に対して補助金がでないことは残念なところですが、取り組んでいただいたことに感謝しております。コロナすぐに収まる感じではありませんので、引き続き、支援を続けていかなければならないと思っております。
対象者
①市内の事業所を賃借して事業を営んでいること
②令和2年4月の売上高が、前年同月と比較して、5%以上減少していること
③中小企業信用保険法第2条第5項第5号の指定業種に該当すること
④期限が到来した市税を完納し、かつ、必要な申告義務を完了していること
⑤法人にあっては、令和2年1月1日以前に本店所在地を市内に登記していること
⑥個人事業主にあっては、令和2年1月1日以前に市内に住民登録をしていること
支給額
売上の減少率 | 平成31年1月1日以前に 本店所在地を市内に登記している法人 |
左記以外の法人 又は個人事業主 |
5%以上40%未満 | 10万円 | 5万円 |
40%以上50%未満 | 20万円 | 10万円 |
50%以上60%未満 | 40万円 | 20万円 |
60%以上70%未満 | 60万円 | 30万円 |
70%以上80%未満 | 80万円 | 40万円 |
80%以上 | 100万円 | 50万円 |
申請手続き
基本は郵送による申請とし、窓口での申請を併用する。