休校中の児童・生徒への生活学習支援体制の早急整備

2020-05-03


 鎌倉市立小中学校は3月3日から休校措置をとっていましたが、4月7日に緊急事態宣言が発令され休校期間が更に延長されました。休校中ではありますが、児童・生徒へ教育・学習を受けれるようにする必要があります。しかし、オンラインで行うにしても、すべての家庭がタブレット端末等を持っていたり、Wi-Fi等のインターネット環境が整っているわけではありません。そのため、オンラインによる学習支援体制を整備するため、「オンラインによる生活学習支援整備に係る賃借料」の補正予算が計上され、先日の臨時議会で可決されました。

 整備ができたとしても、先生方がオンラインでどのようにやっていくか、児童・生徒・保護者等にいかに周知し活用してもらうか、難しく大変なことであると思います。
 しかし、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のまとめによると、世界全体のおよそ90%の子どもたちが、新型コロナウイルスの影響で学校に通えない状況が続いている(4月25日現在)とのことです。ですので、自宅でのプリント学習の他に一歩進んだ教育・学習として、新たな取組ではありますが、鎌倉市が進めようとしているオンライン生活・学習支援体制の早急な整備について、大いに良かったものと考えます。
 オンラインでの学習も必要ですが、特に私としては、朝に出欠を取るような会をオンラインで開き、しっかりと朝起きて生活のリズムを崩さずに一日を過ごすことが大切であると思いますので、その部分の取組にも期待いたします。
 ・休校中のオンライン生活・学習支援について