今夏の海水浴場について
今夏の海水浴場について、神奈川県が海水浴場等における新型コロナウイルス感染症の感染防止対策ガイドラインを作成されました。そして、『このガイドラインの全ての事項を完全に遵守できない場合には、海水浴場を開設しないようにしていただくとともに、海水浴場を開設した場合でも、このガイドラインの事項を遵守できない状況になった場合には、中止していただきたいと考えています。』とのことであり、サザンビーチちがさき海水浴場をはじめ、複数の海水浴場が開設中止を発表しています。
鎌倉市は現時点(5月28日)では、何も発表をしておりませんが、仮に開設を中止することになった場合でも、海岸に人は多く訪れることは予想できます。しかし、鎌倉市が定めている「鎌倉市海水浴場のマナーの向上に関する条例」は安心で快適な海水浴場とすることを目的としているため、海水浴場を設置した際に適用される条例であり、設置しないときは適用されません。
・入れ墨等の露出は禁止です。
・音響機器(電源をつないだスピーカーや楽器等)の使用は禁止です。
・飲酒は禁止です。ただし、海の家では可能です。
・ゴミ箱以外にゴミを捨てることは禁止です。
・喫煙所以外での喫煙は禁止です。
・バーベーキューや火の使用は禁止です。ただし海の家では可能です。
・海水に動物を入れることは禁止です。ただし海水浴場開場時間(午前9時~午後5時)以外は可能です。
・危険な遊具(サーフボード、野球ボールやサッカーボール、バット、フライングディスク等)の使用は禁止です。ただし海水浴場開場時間(午前9時~午後5時)以外は可能です。
これまで、市や海浜組合、近隣の方や関係者の皆様、そして市民と来訪者など、多くの方々によって、マナーの呼びかけやご協力ご理解を頂き、誰もが安心安全に訪れることができる海水浴場を目指してきました。そして、形になってきていると思います。私自身も毎年海水浴場を歩いて確認し、その都度意見・要望や条例の必要性も述べてきました。
もし仮に鎌倉市が海水浴場開設を中止にした場合、禁止行為を規制できずに荒れてしまう可能性があります。何としてもそれは阻止しなければなりません。条例の改正や監視する体制、警察のパトロール強化、県とこれまで以上に連携して対応をしていくべきと考えます。