次のステップへ~ミライへの架け橋予算~
来週からは各派代表質問が行われます。本会議において、松尾市長から令和7年度予算案の提案説明がありました。
市役所新庁舎の設計や現在地の利活用に向けた取組、部活動の地域移行の推進、ケアラー支援、避難対策や備蓄品の整備、鎌倉の芸能を継承への取組、ごみ処理体制の構築、オーバーツーリズム対策など、これまで提案や要望し議論してきました内容が盛り込まれており、その他にも様々な事業を進めていただく予算案になりました。代表質問や委員会審査を通して詳細をしっかりと審査いたします。
一般会計:809億7,390万円(前年度当初予算比較で65億1,890万円の増)
特別会計及び下水道事業会計:538億3,727万8,000円
まちづくりとして、
深沢地域を本市の第3の拠点としての整備向けた取組、大規模災害の発災時に災害対応の拠点となる市役所新庁舎の基本設計を完了させ、現在地利活用に向けた理解をさらに深める取組を進める。また、大船駅東口ペデストリアンデッキの修繕、公共施設再編計画に着手。
こども・教育に関して、
学習者中心の学びを支える学習空間づくりに着手、インクルーシブ教育を充実、部活動の地域連携を進める。また、学びの多様化学校である由比ガ浜中学校を開校、民間保育所の建替え及び増築に対して補助を行い待機児童の解消につなげる。
安全・安心に関して、
複数の分野にまたがる複合的な課題を抱える市民やそのケアラーに対する支援、要介護高齢者の長期療養及び生活施設となる介護医療院の整備に向け補助、津波浸水想定区域内における避難対策、避難行動要支援者の個別避難計画を作成、避難所へ生理用品や口腔ケア用品といった備蓄品の整備、給食が調理できない状況を想定し防災用食材を試行的に常備、医療救護本部の連絡手段として衛生を活用した通信設備の整備。
日中韓3か国による事業である東アジア文化都市に関する取組として、
鎌倉の伝統芸能、生活文化等を発信するイベント等の開催、市民等が各国の文化・芸術に触れる機会を広く設けるため、民間団体が主催する日本・中国・韓国の文化・芸術に関する事業を募集し、実施費用を助成。
その他に、ごみ処理広域化や先行エリアでの燃やすごみの戸別収集を開始、オーバーツーリズム対策、インフラ整備として、市内の道路修繕を着実に進めるとともに、鎌倉地域の漁業支援施設の整備に向けた防波堤工事に着手する。などが主な事業内容となります。
昨年の代表質問と予算委員は会派(夢みらい鎌倉)を代表して私が担当をいたしましたが、今年は、代表質問を前川議員、予算等審査特別委員会の委員は中里議員が会派を代表して行います。